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力強いポリネシア文化を描く『モアナと伝説の海』

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ディズニー作品

今回は、『モアナと伝説の海』をご紹介します!

『モアナと伝説の海』はポリネシア神話をベースに、島の娘モアナが、
島を救うために海に出て、マウイという半神半人の神様に出会いながら、
テフティという声明を生み出す女神に「心」と呼ばれる、緑色に輝く石を返しに行くという物語です。

また、2024年12月6日には続編の公開が予定されていて、早くも話題を呼んでいます。

どんな人におすすめ?

『モアナと伝説の海』を特にお勧めしたい人の特徴はこんな感じです。

①アクション系の映画が好きな人
②師弟関係の関係性が好きな人
③海や大地、壮大なポリネシア文化や歴史に興味がある人

一つずつポイントを確認していきましょう。

①アクション系の映画が好きな人

主人公はポリネシアの架空の島、「モトゥヌイ」という島に住む村長の娘モアナですが、
女の子が主人公+ディズニー+動物がいる=王道プリンセスストーリー かというと、そうではありません。

モアナは、父親からの反対に遭いながらも、ひとりでカヌーを漕ぎ海を渡って「テフティの心」を女神に返すため、大海原に旅へ出ます。

先々では、カカモラというココナッツのような見た目の海賊や、
ヤシガニのタマトア、溶岩で身体が覆われたテカァという魔物といった脅威に出会い、

マウイと共に脅威と戦って、乗り越えていきます。

「テフィティの心」は貴重な石で、多くの魔物が狙っているということですね。。

そんなわけで、敵と戦うシーンも多く、ハラハラドキドキさせてくれるような場面が映画を盛り上げています。

②師弟関係の関係性が好きな人

純粋な師匠と弟子、というよりも、お互いに助け合う関係でもあるのですが、
主にマウイは航海の達人として船の扱いをモアナに教えます。

モアナは、マウイに教わる前は航海に出たことがなく、船の扱いについての知識がありません。

星を使いながら、今の位置を把握したり、
縄や帆、オールの扱いなどを学んだりしていき、一人前に成長します。

モアナもまた、マウイに
「マウイたらしめているものは、神様からもらった釣り針ではなく、マウイ自身の意思での選択や行動こそが、マウイたらしめているのだ」
ということを教え、モアナ自身もまた同じであると気づいていきます。

③海や大地、壮大なポリネシア文化や歴史に興味がある人

まず耳に残る楽曲の数々はリン=マニュエル・ミランダが作曲していますが、
ポリネシアの太鼓やリズム、人々の力強い歌声が非常に良いアクセントとなっています。

また、ストーリー自体もポリネシアの人々が航海をしながら島々を渡り歩いた歴史や、
ポリネシア神話から着想を得ながら制作されていて、

それらが物語をよりダイナミックなものにしてくれています。

ちなみにポリネシアの歴史上、長距離航海をしていない空白期間が存在していたと言われています。


本作は、ある理由から航海をしなくなってしまった島民の子孫であるモアナが、
先祖のカヌーを使って旅に出るというストーリーです。


時間軸としては、実際の歴史の中でポリネシアの人々が、サモアやフィジー辺りで長距離航海を辞めていた時期と重なり、
(紀元前1100年頃~紀元前100年頃までの約1000年間)
なぜ航海をしなくなったのか、なぜ再び航海を始めたのか、といった部分を描いた物語だと考えています。

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もうすでに本作をご覧になっているという方は、
神話や文化と『モアナと伝説の海』の比較をした記事を別途noteに上げていますので、
こちらも併せて読んでいただけたら嬉しいです。

『モアナと伝説の海』から学ぶポリネシア神話と人々|立花 ヨモギ
今回は、続編公開に先駆けて、『モアナと伝説の海』というディズニー作品から、ポリネシア神話と人々の歴史についてを取り上げるとともに、 映画『モアナと伝説の海』と神話・史実との比較をしていこうと思います! 先んじで、私のブログの方では『モアナと...

この作品が気に入った人へのおすすめ作品

本作が気に入った人に向けて、他のディズニー作品でおすすめな作品を上げるなら、

『ヘラクレス』
『ポカホンタス』
『リロアンドスティッチ』
『南の島のラブソング』

上記をお勧めします。

『南の島のラブソング』だけ短編ですが、あとはディズニースタジオ長編アニメーションになります。

まず、『ヘラクレス』は主人公の成長物語であり、師弟関係も描かれます。
『ヘラクレス』はギリシャ神話をベースにしているところから、
『モアナと伝説の海』と同様に、神話から着想を得ている作品でもあります。

ポカホンタス』は、女性が主人公であり、インディアンの民族の中でも父親がその長で、ポカホンタスがその娘という構図も似ています。
また『ポカホンタス』はイギリスがアメリカ大陸に入植した歴史に基づいている作品です。

続いて『リロアンドスティッチ』は、カウアイ島という実在するハワイの島を舞台に、
宇宙人のスティッチと少女リロの出会いと、家族の絆の修復を描いた物語です。
映画の舞台になった文化圏が『モアナと伝説の海』とかなり近いです。

最後に『南の島のラブソング』は、島と島が恋に落ちる話なのですが、
ミュージカル調になっていて、話のほとんどは島が歌う歌に乗って場面が進んでいきます。

独りぼっちの火山島が「誰かと出会いたい」と歌を歌い、
ある日地形の変化で地面が隆起し、新たな島が現れるというあらすじです。

ウクレレの優しい音楽と、感動的なストーリーで、短編でもしっかり泣ける作品になっているので、
長編を見る時間がないという人も、是非サクッと見てみてください。

私も『南の島のラブソング』は、ディズニーの短編の中でも大好きな短編作品の一つです!

まとめ

今回は『モアナと伝説の海』についてご紹介いたしました。

神話を知っているとより楽しい作品ですが、
仮に神話や歴史を知らなくても、個性豊かなキャラクターばかりで楽しく見れる作品でもあります。

続編公開を機に、是非『モアナと伝説の海』をディズニー+で鑑賞してみてください!

ディズニー+では、特典映像として短編の『マウイの釣りチャレンジ』も配信されていますので、
こちらの短編アニメーションも是非合わせてご覧ください!

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